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Azure 仮想マシンの始め方・料金・初期構築

最終更新: 2026-05-25 · ServerCost 編集部

Microsoft Azure Virtual Machines は、Azure 上で Linux / Windows の仮想マシンを作成できる IaaS です。東日本・西日本リージョン、日本語 UI、JPY 建て請求に対応し、Microsoft エコシステムと組み合わせる用途では強力です。一方で、純粋な VPS として見るとコンピュート以外の課金項目が多く、まず B シリーズの代表構成から比較するのが現実的です。

Azure 仮想マシンの特徴と料金体系

  • 日本国内に Japan East / Japan West リージョン。Azure Portal は日本語 UI に対応
  • 料金は秒単位の従量課金。リザーブドインスタンス(1 年 / 3 年)や Savings Plan、Spot VM も選べる
  • VPS 比較対象は B シリーズ(B1s / B2s など)。D / E シリーズは本格的な業務用途向け
  • VM コンピュート料金とは別に OS ディスク(マネージドディスク)、データ転送、スナップショット等が発生する
  • Microsoft Entra ID、Microsoft 365、Windows Server、既存の Azure 契約と組み合わせる前提で選ぶと強みが出る

始め方の手順(8 ステップ)

  1. Azure アカウントを作成する
    https://azure.microsoft.com にアクセスし、Microsoft アカウントで Azure に登録。日本の個人・法人でも利用でき、Azure ポータルは日本語 UI、請求は JPY 建てに対応する。
  2. サブスクリプションと支払いを確認する
    Azure Portal の Cost Management + Billing でサブスクリプションと支払い方法を確認。Azure VM は秒単位の従量課金で、価格は契約形態・リージョン・OS・ディスク構成により変わる。
  3. リソースグループを作成する
    Resource groups から Create を選び、Japan East または Japan West などのリージョンにリソースグループを作成。VM、NIC、Public IP、ディスクを同じ単位で管理・削除できるようにする。
  4. Virtual Machine を作成する
    Virtual machines → Create から、イメージ(Ubuntu Server / Windows Server など)、サイズ(VPS 比較対象は B シリーズの B1s / B2s)、リージョン、認証方式を選択。D / E シリーズは本格的な業務ワークロード向けとして別途検討する。
  5. ネットワークとパブリック IP を設定する
    Virtual Network、Subnet、Public IP、Network Security Group を作成または選択。SSH は 22、RDP は 3389 を必要最小限に開け、Web 公開時は 80 / 443 のみを追加する。
  6. SSH キーまたは RDP の認証情報を設定する
    Linux VM は SSH public key を登録し、Windows VM は管理者ユーザーとパスワードを設定。作成後に表示される Public IP に対して ssh azureuser@<ip> または RDP で接続する。
  7. 初期セットアップを行う
    Linux は apt update && apt -y upgrade、一般ユーザー作成、SSH 設定の硬化、ufw / NSG の整理を行う。Windows は Windows Update、ファイアウォール、RDP 接続元制限を確認する。
  8. リザーブド / Spot を検討する
    常時稼働するなら 1 年 / 3 年のリザーブドインスタンスや Savings Plan、停止されてもよい検証・バッチなら Spot VM を検討。純粋な VPS 用途では割高になりやすいため、Microsoft エコシステム連携が必要かを先に判断する。

始める前に注意したい点

  • VM を停止しても「Stopped (Deallocated)」でないとコンピュート課金が残る場合がある
  • OS ディスクは VM とは別課金。削除時は関連ディスク・Public IP・NIC の残置にも注意
  • Azure VM は VPS 用途では割高になりやすい。Microsoft エコシステム前提でないなら他社 VPS も比較する
  • Spot VM は安くできる一方、中断される前提のワークロードに限る

Azure 仮想マシンの最新料金・プラン一覧

月額換算(JPY)・契約期間総額・B シリーズ代表構成の最新情報は専用ページで確認できます。

Microsoft Azure Virtual Machines の料金・価格プラン一覧 →

執筆・監修

執筆: ServerCost 編集部 / 監修: 庄司 育雄

公式ページで確認できる情報だけを根拠にし、確認できない数値は推測で補完しません。

よくある質問

Q.Azure 仮想マシンは VPS として使えますか?

使えます。ただし Azure VM は Microsoft Azure の本格クラウド IaaS で、純粋な VPS 用途では課金体系が複雑で割高になりやすいです。VPS 比較対象としては B シリーズ(B1s / B2s など)を中心に見ます。

Q.Azure VM は日本リージョンと日本語 UI に対応していますか?

はい。PROVIDER_PROFILES では東日本(埼玉)・西日本(大阪)の 2 リージョン、Azure ポータル日本語 UI、Microsoft 法人サポート、JPY 建て請求に対応と整理しています。

Q.Azure 仮想マシンのストレージ料金は別途必要ですか?

はい。OS ディスク(マネージドディスク)料金は VM コンピュート料金とは別です。PROVIDER_PROFILES では、30GB の OS ディスクで追加 $2〜$5/月程度と整理しています。データ転送・スナップショットも別途確認が必要です。

Q.リザーブドインスタンスや Spot VM は VPS 用途でも有効ですか?

常時稼働で構成が安定しているなら 1 年 / 3 年のリザーブドインスタンス、停止されても問題ない検証・バッチなら Spot VM が候補です。ただし、Microsoft エコシステム連携が不要なら、同等スペックの VPS 事業者も比較します。