ConoHa オブジェクトストレージの費用と VPS バックアップ用途
公開: 2026-05-26 · 更新: 2026-05-26 · ServerCost 編集部
ConoHa のオブジェクトストレージは、100GB 単位の定額課金と転送料金無料が特徴です。 VPS のバックアップ、画像・動画、ログ、静的ファイルを置く用途で、ConoHa VPS 本体とは別に費用を見ます。
料金早見表
| サービス | 100GB 前後の月額 | 転送料 | API |
|---|---|---|---|
| ConoHa オブジェクトストレージ | 100GB あたり 545円(税込) | 無料 | S3 互換 / OpenStack Swift |
| さくらのクラウド オブジェクトストレージ | 1バケット 100GiB まで 495円(税込) | 基本枠 10GiB、超過 10GiB ごと 88円 | S3 互換 |
| AWS Lightsail Object Storage | $3/100GB($1/5GB、$5/250GB もあり) | bundle に含む。超過はリージョン別 | S3 互換 |
出典: ConoHa 公式ドキュメント / ConoHa VPS 公式ページ、さくらのクラウド公式ページ、Amazon Lightsail Pricing(確認日: 2026-05-26)。
ConoHa の 100GB 単位 / 時間課金の見方
ConoHa は 100GB あたり月額 545 円(税込)の定額制です。 1 か月に満たない利用は 0.9 円/時の時間課金へ自動的に切り替わり、短期利用でも安い方に寄る料金設計です。 100GB を超える場合は 100GB 単位で容量を追加します。
初期費用、データ転送料金、リクエスト料金はいずれも無料と案内されています。 動画や画像配信、バックアップの出し入れで転送量が読みづらい用途では、転送料金無料の価値が大きくなります。
S3互換 API とバックアップ運用
ConoHa の公式ドキュメントでは、S3互換 API と OpenStack Swift API に対応していると説明されています。 s3cmd や Cyberduck などの S3 対応ツールを使えるため、既に AWS S3 前提で組んだバックアップスクリプトも移行しやすい構造です。
ただし、ConoHa VPS からオブジェクトストレージへ接続する場合も外部ネットワーク経由です。 内部ネットワークで閉じた高速バックアップ先というより、VPS 外部に置く災害対策・長期保管先として考えるのが安全です。
VPS バックアップに使う場合の月額例
- 50GB の VPS 全体バックアップ保管: 月額 545円(100GB 枠内)
- 200GB のメディアファイル保管: 月額 1,090円(100GB × 2)
- 1TB の動画・画像アーカイブ: 月額 5,450円(100GB × 10)
VPS 本体のディスク料金とは別サービスです。ConoHa VPS のコンピュート料金は ConoHa VPS の料金プラン一覧 で確認してください。
どのサービスを選ぶべきか
- 転送量が読みにくいバックアップ・静的配信: ConoHa は転送料金無料なので費用を固定しやすい。
- 小規模で 100GiB 程度、さくら系サービスと組み合わせる: さくらのクラウドは 1 バケット基本料金とサービス間転送無料が合う。
- AWS アカウント内で WordPress / CDN / Lightsail とまとめる: Lightsail Object Storage は $3/100GB bundle が分かりやすい。
関連
執筆: ServerCost 編集部 / 監修: 庄司 育雄
公式ページで確認できる情報だけを根拠にし、確認できない数値は推測で補完しません。
よくある質問
Q.ConoHa オブジェクトストレージの料金は?
100GB ごとに月額545円(税込)、または 1 か月未満なら 0.9円/時の時間課金です。初期費用、データ転送料金、リクエスト料金は無料です。
Q.ConoHa オブジェクトストレージは ConoHa VPS と一緒に使う必要がありますか?
ConoHa 公式ドキュメントでは、ConoHa VPS を契約していなくてもオブジェクトストレージ単独で利用できると案内されています。
Q.ConoHa オブジェクトストレージは S3 互換 API に対応していますか?
対応しています。ConoHa 公式ドキュメントでは 2025年8月28日より S3 互換 API に対応し、s3cmd などの S3 対応ツールを利用できるとされています。
Q.VPS のバックアップ置き場として使う場合の注意点は?
ConoHa VPS からも外部ネットワーク経由の接続になるため、ローカルネットワーク接続前提の設計には向きません。一方で転送料金無料のため、定期バックアップや画像・ログ保管の費用は読みやすいです。
Q.さくらのクラウドや AWS Lightsail と比べて何が違いますか?
ConoHa は 100GB 単位の定額で転送料金無料、さくらのクラウドは 1 バケットあたり 100GiB・10GiB 転送などの基本枠と超過課金、AWS Lightsail は $1/5GB、$3/100GB、$5/250GB の bundle 方式です。